島根県保険医協会とは

 島根県保険医協会は、「保険医の経営、生活と権利を守ること」「国民の健康と医療の向上を図ること」を目的に活動する医師・歯科医師の団体です。1976年に結成され、医科・歯科開業医の加入率は7割を超えています。全国連合体組織である全国保険医団体連合会(保団連)の会員数は10万人を超えています。
 だれもが、いつでも、どこでも安心してかかれる医療制度をめざし、他の医療団体とも協力して、患者負担軽減や診療報酬改善などを求め、国や県、市町村に働きかけています。

診療報酬改定時の迅速な情報提供、保険請求に関する日常相談

 診療報酬の改定時には、一日も早く正確な内容と解釈をお知らせするため、改定内容をわかりやすく解説したテキストを発行し、新点数検討会を開催するなど、会員への迅速な情報提供に努めています。
 保険請求に関する日常相談にも対応しており、解釈に疑義がある場合には審査支払機関や厚生局に問い合わせ、必要な情報を提供しています。

審査、指導などへの取組み

 医療費抑制政策が進められる中、診療報酬の請求で納得のいかない査定(減点)を受けたという相談が数多く寄せられます。保険医協会では、不当な査定(減点)には再審査請求を行うことを勧め、必要な場合には審査支払機関に善処を申し入れています。
 保険医への指導に対しても、医療費抑制を主眼とした指導ではなく、診療報酬の請求等についての周知徹底を目的とした教育的指導が懇切丁寧に行われるよう行政当局に働きかけています。

新規開業医のサポート、医院経営(経営・税務・労務)対策

 新規開業医や開業予定医を対象に新規開業医講習会を開催し、療養担当規則、保険請求、審査・指導対策などを講習しています。
税務・労務対策などの医院経営問題にも取り組んでおり、会員からの相談には税理士や社会保険労務士などの専門家と連携して対応しています。

会員のための共済制度

 会員が安心して医療に専念できるよう各種共済制度を取り扱っています。

  • 傷病への備えに「保険医休業保障制度」
  • 老後への備えに「保険医年金制度」
  • 万一の時の備えに「グループ生命保険」

機関紙誌による情報提供

 「島根保険医協会報」(月1回)や全国紙「全国保険医新聞」(月3回)・「月刊保団連」(月1回)を発行し、医療問題を中心に迅速で正確な情報を提供しています。

日常診療の向上のために、日常診療学術研究会などの取り組み

 会員の「幅広い知識と技術を身につけたい」という声に応え、診療に役立つテーマを取り上げて、日常診療を向上させるための日常診療学術研究会などに取り組んでいます。他県の協会が開催するウェブセミナーも案内しています。

入会について

  • 入会金不要
  • 月会費:開業医会員 5,000円/勤務医会員 3,500円
  • 入会をご希望や検討中の先生は「お問合せ」からお知らせください。入会資料をお送りします。